「保険証や公費医療券の読取機能を利用されていない医療機関」、
加えて「OCR読取結果に医療機関コードが不要のレセコンをご利用の医療機関」では本設定は不要です。
本FAQは
「レセコンとマイナタッチを連携させていて、保険証や公費医療券の読取機能ご利用、
加えてOCR読取結果に医療機関コードが必要のレセコンをご利用の医療機関」に向けた設定方法のご案内です。
すでに設定方法については、ORCA様のユーザーに向けてORCA PROJECTサイト
にて公開の、「オンライン資格確認操作手引き」でも設定方法は案内されておりますが、
より詳しくこちらのFAQでもご案内させていただきます。
◆事前に確認する必要のある事項
1.マイナタッチ管理コンソールのバージョンが1.0.16以上に更新されていること
管理コンソールをダウンロードして上書きインストールを実施ください。
2.マイナタッチ本体のバージョンが1.3.9(本体表示FW402.5.14)以上に更新されていること
更新されていない場合は当社のコールセンターまでお問い合わせください
3.マイナタッチ管理コンソールの設定にて被保険者証読取機能、公費医療券読取機能にチェックが入っていること
◆設定方法
1.「C:¥MyNaTouch¥」のディレクトリ内にある「tzeqmy1.ini」ファイルをメモ帳等のテキストエディタで編集します。
[SYSTEM] と記載の行の下に
XmlFileNameType=1
と追記して保存してください。
↓設定例
※必ず[SYSTEM]の行の下に入れてください。[DEBUG]行の下等の別のところに入れると正常に動作できません。
2.同じく「C:¥MyNaTouch¥」のディレクトリ内に新しくテキストファイル「MedicalInstitutionCode.txt」を作成する。
テキストの中身に利用される医療機関コードの半角数字10桁を記入して保存します。
↓設定例
※上記はあくまで例ですので、必ずご利用の医療機関コードを設定してください。
上記2つの設定が完了したら、管理コンソールを再起動してください。
再起動が完了後は動作のご確認をお願いいたします。
以下注意事項になります。
※こちらの設定ファイルは、管理コンソールアプリのインストーラーで上書きインストール、再インストールを行いますと
初期設定ファイル(旧ファイル名でのXML出力設定)に更新される仕様です。
改めて記述での設定が必要になりますのでご注意ください。
▼~2022/12/14追記~2022/12/13に配信されたバージョンアップ後の対応
2022/12/13の夕方に配信されたアップデートにて管理コンソール更新後、 本設定がデフォルト値(旧ファイル名 出力設定)になります。 アップデートに伴い既存の「tzeqmy1.ini」が「tzeqmy1.ini.backup」にリネームされ、 新たに「tzeqmy1.ini」が作成されます。 アップデート後に 新ファイル名設定でお使いになる場合には、 以下の設定対応をお願いいたします。
対応方法1
「tzeqmy1.ini.backup」の中身をご確認いただき、「XmlFileNameType=1」の記述を確認し、
「tzeqmy1.ini」をリネーム、または削除いただいてから「tzeqmy1.ini.backup」を再度「tzeqmy1.ini」にリネームする
対応方法2
「tzeqmy1.ini」に再度「XmlFileNameType=1」の記述を追記する
※本FAQの対応1を再実施する
どちらかの対応方法にて設定を有効にすることができます。
対応2 「MedicalInstitutionCode.txt」には影響がないことを確認しております。
▼~2023/2/27ONS配信~ 2023/2末配信バージョンの変更部分
2023年2月27日に基金よりの配信アップデートでは、管理コンソールのオプション機能設定が見直されました。
<管理コンソールオプション設定の変更>
設定画面にて、医療機関コードとXMLファイル名タイプの設定が可能になります。
●既に、医療機関コードについて「MedicalInstitutionCode.txt」に記載がある場合はその記述を読み取ります。
●既に、XMLファイル名タイプの 設定がされている場合にはその記述を読み取ります。
●XMLファイル名タイプの 設定がされていない場合には以下の変更があります。
◆デフォルト値の変更
・「tzeqmy1.ini」に「XmlFileNameType=1」の記述を設定してある場合
→アップデート後も「XmlFileNameType=1」の設定のまま動作します
・「tzeqmy1.ini」に「XmlFileNameType=0」の記述を設定してある場合
→アップデート後も「XmlFileNameType=0」の設定のまま動作します
・「tzeqmy1.ini」に「XmlFileNameType=1」も「XmlFileNameType=0」も設定していない場合
→アップデート後に「XmlFileNameType=1」の設定に変更されます。
従来通りの旧ファイル名のXMLタイプをご利用になられる場合は「XmlFileNameType=0」に変更ください。
※新規インストール・アップデート時は変更後、保存ボタン→管理コンソール再起動した時点で反映されます。
■参考:ファイル名の仕様について■
【新ファイル名仕様】※ini設定ファイル設定への記述”XmlFileNameType=1”
ALMocrNNres_生年月日_[DeviceID]_yyyyMMddHHmmss.xml
ALMocrNNres_生年月日_[DeviceID]_yyyyMMddHHmmss_01.jpg (公費画像)
※今後のUpDateで公費複数枚対応した場合を想定し02~08は現状未使用。
ALMocrNNres_生年月日_[DeviceID]_yyyyMMddHHmmss_09.jpg (保険証画像)
NN:01 =マイナカード+ 公費あり ※ファイル名に生年月日無しで代わりに“99999999”がセットされる
02 = 保険証のみ利用 ※ファイル名に生年月日有り
03 = 保険証利用+公費あり ※ファイル名に生年月日有り
・生年月日(yyyymmdd)に関してマイナカード+公費利用「NN=01」の場合、“99999999“の8桁がセットされます。
・生年月日(yyyymmdd)は保険証OCRでの取得になりますのでOCR取得失敗時は“99999999“の8桁がセットされます。
【旧ファイル名仕様】※ini設定ファイル設定への記述”XmlFileNameType=0”
ALMsiqucNNres_pubex_[DeviceID]_yyyyMMddHHmmss.xml
ALMsiqucNNres_pubex_[DeviceID]_yyyyMMddHHmmss.jpg